手作りフェルトでマスコット
フェルトで何かを作ろうとする場合、やはり最初にチャレンジしたくなるのは、かわいいマスコットたちですよね。手作りフェルトの基本です。フェルトで作るマスコットは、犬や猫、ウサギなどの動物達のほかケーキやクッキーなどのお菓子、パンに果物に野菜と、カラフルなフェルトシートならどんなものでも作れます。
フェルトでマスコットを作る基本的な手順は、型紙に沿ってフェルトシートをカットする、縫い合わせながら、中綿をつめて形を整え縫い閉じる、複数のパーツが必要なら縫いながら合体させて行く、刺繍などで仕上げる、こんな順番になるのではないでしょうか。立体的にする必要がなければ、切り抜いたフェルトを木工用ボンドで貼り付けるだけでも、キャラクター表現は可能です。針を使わなければ、小さなお子さんと一緒に作る事もできます。
マスコットを作る際に重要なのは、その型紙です。慣れている人や絵心がある人は自作することもできますが、そうでない人は型紙作りで最初に苦労するかもしれません。ですが大丈夫です、最近はインターネット上で、無料で型紙を配布してくれるサイトもたくさんありますし、材料が簡単にそろえられる手作り用のフェルトキットも豊富です。今はカット済みのフェルトがセットになっているものも多いですよね。あまり立体感のない、ちょっと平面的なマスコットであれば、型紙作りに慣れていない人でも、キャラクターの絵などを写し取って型紙にすることもできます。
手作りフェルトの場合、フェルトシートを縫い合わせるのに良く使われる方法は、ブランケットステッチや巻きかがりなどです。ブランケットステッチは刺繍などでも使われる方法で、あえて縫い目を「見せる」方法です。糸を通した針で、2枚のフェルトを貫通させて、針の後ろに糸をかけでから糸を通す方法です。巻きかがりは、ブランケットステッチとは違って、針の後ろに糸をかけずに縫う方法。どちらも針目が均等になるように塗っていくと、キレイに仕上がります。